こんにちは。
ご訪問いただきありがとうございます。
前回のブログに続き、患者さんからのお問合せの多い内容についてブログにも
綴っていきたいと思っております。
初診の患者さんから、他院で親知らずの抜歯を断られましたが
みのる歯科では抜いてくれるのか?とお電話でご質問を受けることがよくあります。
親知らずの抜歯は、歯科治療の中では比較的リスクの高い処置です。
リスクとは、外科処置による出血、痛み、腫れを主に言います。
親知らずの抜歯の場合は、さらに治療後にオトガイ(唇あたりの痺れ)
神経麻痺の症状が残るケースもあるので、
医院の方針として親知らずの抜歯は大学病院に紹介するという医院も多いかと思います。
みのる歯科の場合ですが、
私自身、研修医時代に口腔外科に勤務していたこともあり、外科処置の伴う
親知らずの抜歯も当院で出来る治療は極力当院で行いたいという思いがあり
9割以上の親知らずの抜歯は当院で行っております。
これまでに高次医療機関をご紹介したケースはお身体の状態から、外来診療では難しい方や
完全に顎の骨に歯が埋まっており抜歯をするには全身麻酔での処置が好ましい方、
顎の骨の神経や血管が親知らずに絡まってしまっている方などです。
そういった状態ではない方は、当院で抜歯をしております。
当院の方針はかかりつけの歯科医院として、一般の歯科医院で可能な処置は
なるべく行おうと思っております。
歯科医療を通して、皆さまのお口の健康を10年20年守っていくのが
かかりつけ歯科医院の役目だと思っているからです。
親知らずの抜歯以外でも、他院で治療を断られた方は是非ご相談いただければと思います。
一人ひとりの患者さんにとって何がいちばん望ましいか解決策を見つけていきましょう。
松原
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こんにちは。
先日、虫歯の治療中にご質問を受けました。
皆さんにも知っていただきたいと思う内容でしたのでこちらに書かせていただきます。
「虫歯ってどのように取り残さないようにするんですか?」という患者さんからの質問です。
歯科医の立場からすると、とても鋭い質問です。
というのも、歯医者さんは虫歯を削るときに取り残しのないよう神経を張りながら
治療をしているからです。
そもそも虫歯というのは、虫歯菌が出す酸によって歯が溶けてしまう病気です。
そのため歯が黒くなったり、軟らかくなります。
目で見て色が変わっていたり、硬くなっている部分を取り除いていくのですが、
人の感覚に頼る治療になってしまいますので、
“取り残し”のないよう当院では別の確認方法を取入れています。
昔から使われている方法ですが、虫歯だけを染め出すという方法があります。
感覚だけに頼ってしまっては、場合によっては見落とすことがあるかもしれませんが、
この染め出しを行うと、虫歯を取り残してしまう、ということがないため
当院では出来るだけ行うようにしています。
昔から使われている方法なだけあり、やはり間違いありません。
当院では、場合によっては染め出しを二度行ったり、
染め出し材を二色使ったりと、虫歯の見落とし(取り残し)のないよう工夫しております。
そして、この方法は虫歯の取り残しだけでなく、削り過ぎも防いでくれるのです。
虫歯は確実に取り除かなくてはならないですが、歯の削る部分は最小限に
留めなくてはなりません。
歯の神経に近い深い虫歯の場合には、特に重要で技量が問われる部分です。
少しでも歯を長持ちさせる治療を行い、10年後もよいコンディションを保てるように
お手伝いさせていただきます。
松原
カテゴリー: 未分類
こんにちは。
今回は入れ歯について少し掘り下げてお話しをさせていただきたいと思います。
前回の噛むことの大切さ➁では、歯を失ってしまった場合には三通りの治療方法が
あり、しっかり噛むためには三通りのうちのいずれかを選択する必要があるという
お話をさせていただきました。
今回は入れ歯についてのお話しです。
入れ歯の特徴は、取り外しができることは皆さんご存知かと思いますが、
残っている歯を削らずに済むというメリットがあります。
今のお口の状態で、残っている歯があれば、その部分に入れ歯を引っ掛けるように
固定します。
残っている歯がない場合には、歯茎にフィットさせることで安定して噛めるようにします。
入れ歯は、取り外しできるので清潔に保ちやすいのはもちろんですが、
何より歯を削るとうい大がかりな治療をしないで済むのがメリットと言えます。
実際に患者さんとお話しさせていただくと、見た目が気になる、装着すると話にくくなり
違和感があるのではないか、
また入れ歯を入れるということ自体がお年寄りというイメージがあり抵抗がある
という方もいらっしゃいますが、大体のことは解決できる問題点と言えるかと思います。
まず、見た目についてですが、見た目が気になる方は入れ歯を引っ掛けている金具が
見えてしまっていることを気にされる方が多いのですが、これは金具の配置を奥歯に
変えたり、目立たない金具にするなど工夫をすることで解消できます。
次に、装着時の違和感についてですが、話にくくなる入れ歯は、上顎の口蓋(会話を
する時にしたが触れる部分)を全て覆ってしまっていることが多いのですが、
この部分の形を工夫することで格段と使い心地がよく装着していても違和感を
感じにくくなります。
また、入れ歯の大きさを小さくすることもポイントです。
噛んだ時の違和感は、噛み合わせのバランスが悪い時、また入れ歯が動くときに起きやすい
のです。
これは、患者さんに何度も確認をしながら緻密に調整していくことが大切です。
入れ歯はお口の中に長時間入れているものなので、少しの違和感でも気になるものです。
気になってしまい結局は使わなくなってしまった、となることがないよう
違和感がある場合には何度も調整し違和感を最大限取り除くよう努力します。
最後のイメージが悪いというは、入れ歯=お年寄りが付けるもの、とお考えになる方が
多いようです。
確かに歯を失くされてしまったことは、とても残念なことですが、歯がないまま食事を
しても健康は保てません。
こういったお話をすると、歯がないだけで健康でないなんて大げさな、と
思われる方が多いのですが、健康な歯で噛むことは健康の源なのです。
噛むことは、食べ物を飲み込み易くするだけでなく、栄養の吸収を助けたり、
顎の発達を促進させます、また噛むことで唾液の分泌がよくなり虫歯の予防にもなるなど、
様々な意味があるのです。
食育という言葉もあるように、健康を守る基本は食生活にあり、
噛むということは十分な口腔機能を満たしていることが大前提であり、
歯がないときちんと噛むことが出来ず、十分な口腔機能を満たしているとは言えません。
噛んで美味しくご飯をいただくことは、健康な生活を送るための原点と言えます。
心身の健康を保つためには歯で噛むことが大切であることが分かれば、
入れ歯というイメージも人生をよりよくするためのアイテムであると
前向きに考えられるのではないでしょうか。
入れ歯には抵抗があるという方も、入れ歯のメリットをよく理解していただくと
入れ歯を試してみる、と言って下さる方もいらっしゃるのです。
当院では一度に複数の歯を抜歯される方には仮歯として入れ歯も試してもらうことを
提案しています。
入れ歯の種類もたくさんありますので、ホームページを参考にしてみてください。
歯を失くしてしまっても問題がないからとそのままにしてしまっていたり、
入れ歯を持っているが使っていない、という方には
このブログを読んでご自身の健康のことを今一度考えていただくきっかけと
なることを祈っています。
繰り返しになりますが、噛むという動作は健康を保つ上では欠かせませんので。
長くなりましたが、次回はブリッジについてお話させていただきます。
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こんにちは。
久しぶりの更新となってしまいました。
連日の猛暑が続いておりますが、皆さん体調は大丈夫でしょうか。
お子さん達は夏休みに入っているので、8月は特にお子さんの患者さんが多いのですが、
ちびっこ達は暑さに負けず元気です。
私もちびっ子達にパワーをもらっています。
先日は、妊娠中に通院して下さっていた患者さんが、
出産しお子さんのフッ素塗布で来院して下さいました。
ついこの間までお母さんの大きなお腹の中にいたと思うと、感慨深いです。
ついこの間と言っても、もう7カ月の赤ちゃんなのですが。
親子で通院して下さるのは何というか嬉しいですね。
親近感を感じてしまいます。
みのる歯科はお盆中も診療しております。
掲題の通り、13日㈪、14日㈫は祝日診療のため17時までとなっております。
よろしくお願いいたします。
みのる歯科 松原
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みのる歯科 浮間舟渡
〒174-0041
東京都板橋区舟渡1-6-22 ベルクス浮間舟渡店 2F
TEL 03-3967-4111
【診療時間】 10:00-14:00 / 15:30-20:30
【休診日】 水曜日
※土日祝は、10:00−13:00/14:00-17:00